残飯 若犬のシチュー 汚染物質料理…もの食う人びと　反逆する風景　辺見庸

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辺見 庸
もの食う人びと 平成9年686円
反逆する風景　1997年467円

どちらも
ヤケすれカバー傷み、反逆は天やカバー内側にシミあります
アルコールで拭き周囲は紙ヤスリかけました

♢もの食う人びと
人は今、何をどう食べているのか、どれほど食えないのか…。飽食の国に苛立ち、異境へと旅立った著者は、噛み、しゃぶる音をたぐり、紛争と飢餓線上の風景に入り込み、ダッカの残飯からチェルノブイリの放射能汚染スープまで、食って、食って、食いまくる。人びととの苛烈な「食」の交わりなしには果たしえなかった、ルポルタージュの豊潤にして劇的な革命。「食」の黙示録。連載時から大反響をよんだ感動の本編に、書き下ろし独白とカラー写真を加えた、新しい名作文庫の誕生。

目次
旅立つ前に
残飯を食らう
食いものの恨み
ピナトゥボの失われた味
人魚を食う
ミンダナオ島の食の悲劇
食と想像力
胃袋の連帯
うどんの社会主義
ベトナム銀河鉄道〔ほか〕

♢反逆する風景
北京でチェルノブイリでウガンダで…世界のいたる所を旅した著者が見たものは、風景そのものこそ真実を語っている現実だった。『もの食う人びと』が陽当たりのいい地表部分なら、本書は湿った地下茎だ。その地下茎が異議を申し立て、抑制と我慢から解放された新しいノンフィクションが生まれた、話題の好著。

目次
１　反逆する風景
２　増殖する記憶
３　汽水はなぜもの狂おしいのか
４　幻夜雑記
５　観覧車のある風景
犬の味　炊き込みご飯
犬のシチュー

食料　飢餓　たべもの　実話
ベトナム　ポーランド　
チェルノブイリ　原発　汚染物質
ソマリア　エイズ　
ロシア　艦隊海兵師団の兵士の昼食
チェルノブイリ村人の食卓　韓国
バナナ畑　


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